論語の時代背景(2000年以上前)と 当時の身分

論語と孔子の概要 : 2014.09.10 Wednesday
論語はいまから2000年以上前に、中国で記されたものです。
そのため、当時の時代背景や王朝・国がどのように構成されていたかを知っていた方が、論語の理解が深まります。
ここでは、論語(孔子)に登場する王朝と国などを紹介します。

論語に登場する王朝、国

論語は孔子が生きていた頃の話しが多く登場します。孔子が生きた時代は中国・春秋時代・周王朝・魯(ろ)の国でした。
周の過去の王朝である夏王朝・殷王朝についても、当時は礼節が保たれていたという賞賛の文が多く論語には書かれています。
論語に登場する王朝、国などは下表の通りです。
国名 読み 説明
王朝。紀元前2070年頃から、紀元前1600年頃まで。
いん王朝。紀元前17世紀から、紀元前1046年まで。
しゅう王朝。紀元前1046年から、紀元前256年まで。
かん王朝。
周王朝の時代に存在した国(諸侯)。現在の位置では、中国・山東省・南部。論語に多く登場する国。
さい周王朝の時代に存在した国(諸侯)。現在の位置では、中国・山東省・北東。
ちん周王朝の時代に存在した国(諸侯)。
周王朝の時代に存在した国(諸侯)。
えい周王朝の時代に存在した国(諸侯)。現在の位置では、中国・河南省。
きょう
さい
てい
ぼう
しん
武城ぶじょう

論語の時代の身分

論語で登場する中国・春秋時代・周王朝の時代は、以下の身分がありました。
王(皇帝) − 諸侯 − 大夫(たいふ、貴族) − 士 − 庶民

王(皇帝)は、周王朝の皇帝です。
諸侯は、周王朝の配下の国の王です。
大夫は、諸侯の配下に位置する貴族で、家系により代々の職務・職位がありました。
魯(ろ)では、「三桓氏」と呼ばれる魯の実権を握る重臣の家系がありました。
「三桓氏」は、季孫氏(きそんし)、孟孫氏(もうそんし)、叔孫氏(しゅくそんし)の御三家です。
それぞれ司徒(田土・財貨・教育)、司空(治水、土木工事)、司馬(軍事)の役職に就いていました。



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